今回は染料についてお話致します。染料は地色を染める時、手描友禅で色挿しをする時使用します。
ひとつの色でも何色(3~5種)かの染料を調合し色だしを行います。これはすべてデータ管理され注文にあわせ再現できます。
最初の見本作りには、地色見本帳を参考にしながら色だしを行いますが、引染め用(地色を染める)は5000色以上の中から選び決定します。手描友禅用も別の色見本帳から選び花や葉など色を決めていきます。
こうやって作った染料で熟練職人さんが染めていくのです。
手描き染料は作り置きして一升びんに入れてあります。その数量は400本以上あります(日本酒ではありません!)
引染め用のハケも何種類もあるんですよ。
これからも少しずつ製造工程など御紹介していきます!
色見本帳
引染め用ハケ
手描用染料が入ってます
手描き友禅用筆